センチメント調査とは?
センチメント調査というのは、企業や消費者のマインドを計るためのアンケート調査のことです。
このセンチメント調査は、将来の消費や景気動向を探るうえで非常に有効な指標となります。
また、センチメント調査の結果がよいと、素直に株式相場が活況を呈するなどの傾向があり、そのため、その国の通貨が買われる動きになります。
ただし、その国の株価が高値を維持している時期には比較的高い数値が出やすいので、景気に対しては遅行するというデメリットもありますので注意が必要になります。
日本のセンチメント調査にはどのようなものがありますか?
日本のセンチメント調査には、次のようなものがあります。
■日銀短観
⇒ 4月初旬、7月初旬、10月初旬、12月初旬に発表されます。
⇒ 日銀短観は、資本金10億円以上の上場企業などを対象に、アンケート形式で調査し、それを数値化した指標です。
■景気動向調査(LO−BO調査/早期景気観測)
⇒ 毎月初旬に発表されます。
⇒ 景気動向調査は、全国の商工会議所が様々な業種の組合にヒアリングしたものです。
⇒ 「肌で感じる足元の景気感」を全国ベースで毎月調査しています。 |