損切り(ロスカット)とは?
FXでは、不必要な損失を抱えないための方法として、ストップと呼ばれる損切り(ロスカット)が多々行われます。
人間の心というのは弱いものなので、一旦損失が発生してしまうと、「もうそろそろ反転するのではなか…」などと迷いが生じて冷静な判断ができないことがあります。
そのようなときに損失が拡大しないようにするために、あらかじめ一定のルールを設定しておくのです。
FX会社のストップロスとは?
FXはレバレッジを使うことによって、保証金に対して大きな利益が狙える一方、大きく為替レートが変動したときなどは、大きな損失を抱えてしまうリスクもあります。
そのような場合に、何もせずに評価損をほうっておくと、保証金そのものがゼロになり、最悪の場合にはマイナスになってしまうことあり得ます。
なので、多くのFX取扱会社では、投資家の損失拡大を防止するために、あらかじめ一定の水準に損失確定の逆指値注文を設定し、その水準に達した場合には、逆指値注文が執行されてポジションが決済されるシステムを採用しています。
とはいえ、このストップロスは、あくまでも最悪のケースの場合と考えた方がよいです。
できれば、こうした事態にならないように、自分で一定のルールを設定して損切りを行っていくことが望ましいです。 |