カナダドルの値動きは?
カナダ円(CAD/JPY)は、1999年の68円台から、2007年には125円台にまで上昇しています。
この間、金価格は200ドル台から700ドル台へ、また、原油価格は1バレル20ドル前後から100ドルにまで上昇しています。
また、ドルカナダ(USD/CAD)についても、カナダドル高が続いているので、典型的な資源輸出国のカナダにとってはマイナス要因になっています。
さらに、米国企業の資金引き上げなど大きな動きがあると、カナダ円に与える影響も大きなものとなります。
カナダドルのリスク要因は?
ドルカナダ(USD/CAD)の為替レートというのは、米国企業のカナダへの投資が多いために、その資金需要などで動くことがあります。
また、金価格や原油価格の影響も受けやすいです。
カナダは、輸出に大きく依存する経済なので、カナダドル高になると、経済成長にはマイナス要因となります。
さらに、政治的には、経済的に豊かなケベック州のカナダからの分離独立という問題も抱えています。
ドルカナダ(USD/CAD)は、カナダ円(CAD/JPY)に影響を与えますので注意したいところです。 |