景気がよいと金利が高い?
為替相場というのは、その国の金利変動に大きな影響を受けるとともに、その金利変動の前提となるその国の景気にも大きく左右されます。
景気がよくなると、経済的な力が増加するので、その国の通貨は強くなります。
一方、景気が悪くなると、その国の通貨は弱くなります。
といっても、必ずしも「景気がよい=金利が高い」ではありません。
これは、政治的に不安定であったり、経済的な信用力がないために、調達金利が高くなるケースもあるからです。
なので、このケースの場合は、その国の通貨が高くなるとは限らないわけです。
ちなみに、アルゼンチンは、金利を高くして、通貨の価値を支えようとしてましたが、その矛盾に耐え切れなくて2001年に債務不履行(デフォルト)を起こしています。
マネーサプライとは?
マネーサプライとは、通貨供給量のことです。
日本銀行をはじめ、金融機関から経済全体に対して供給される通貨量をみる指標です。
オフバランス取引とは?
オフバランス取引というのは、貸借対照表に載らない簿外取引のことをいいます。 |