MACDとは?
MACDというのは、投資アドバイザーでテクニカル分析の権威とされるジェラルド・アペル氏が開発したもので、2つの平滑平均を利用して、売買ポイントを見極める、オシレーター系のチャートのことをいいます。
また、MACDは、日本語では「移動平均収束拡散法」と呼ばれますが、「マックディー」という呼び方の方が浸透しているようです。
平滑平均とは?
平滑平均というのは、過去のデータの中でより新しいデータに大きなウェイトを置き、過去になるほど小さな(指数関数的に減少する)ウェイトをかけて移動平均を算出する加重平均法のことをいいます。
MACDの売買ポイントは?
MACDの売買ポイントは、次のとおりです。
■MACDがシグナルを下から上に突き抜けたときは「買い」
■MACDがゼロラインを上抜けたときは「買い」
■MACDがシグナルを下抜けたときは「売り」
■MACDがゼロラインを下抜けたときは「売り」
なお、MACDがシグナルを上抜けた後、MACD、シグナルともにゼロラインを上抜けたときは理想的な買い時とされています。
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