相対取引の為替レートはどのように決まるのですか?
株式というのは、一つの場所にすべての注文を集めて値段を決める「取引所取引」とは異なります。
他方、外国為替市場というのは、値段を出す人と取引したい人との間のみで行われる「相対取引」です。
よって、ある同日、同時刻の値段は、「取引所取引」では仲介する会社とは無関係に同じですが、通常、「相対取引」の場合は、値段を出す会社によって異なることになります。
ただし、為替レートというのは、インターバンク市場のレートを基準にしているので、標準から著しくかけ離れたレートになることはありません。
ビッド(Bid)・オファー(Offer)とは何ですか?
外国為替の相場は、「ビッド(Bid)・オファー(Offer)」という2つの値段の組み合わせによって表示されるのが特徴です。
また、ビッド(Bid)というのは低いほうのレートで、オファー(Offer)というのは高いほうのレートのことをいいます。
具体的な取引においては、買う場合には「オファー(Offer)」の値段で、売る場合には「ビッド(Bid)」で行うことになります。 |