投資金額に対する金利の割合が高い
FXは、為替レートの変動によって高いリターンを狙える金融商品ですが、金利による利益を追求するうえでも、大変有利な仕組みを持っています。
というのは、外貨預金でも、利率の高い外貨定期預金では、1か月や3か月の満期にならなければ利息は支払われませんが、FXでは高金利通貨を買い、低金利通貨を売る取引によって、毎日、金利を受け取ることができる仕組みになっているからです。
つまり、ある日、高金利通貨を買って、翌日もそのままにしておけば、1日分の金利を受け取ることができるのです。
もちろん、さらに次の日も、そのままにしておけば、毎日金利を受け取ることが可能です。
しかも、FXは少額の証拠金のみで取引することができますので、投資金額に対する金利の割合が非常に高くなります。
投資金額に対する金利割合が高いとは?
例えば、豪ドルの金利が年率3%だとしますと、1万豪ドル分の投資で、1日あたり50〜60円ほどの金利収入を得ることができます。
このとき、1万豪ドル=80円の全額を投資したケースを考えますと、それほど有利であるとはいえませんが、8万円程度の投資でこれが可能であれば、利回りは一気に10倍に引き上がり、年率で30%という非常に高い利回りとなります。
ただし、為替レートの変動によるリスクというのは、証拠金が小さければ小さいほど高くなりますから、ノーリスクで年率30%が得られると考えるのは誤りです。
なお、取引の方法によっては、逆に金利を支払うことになってしまうケースもありますので注意したいところです。 |