2つの方法がある
外国為替相場で儲けるには、次の2つの方法しかありません。
■変動する為替レートを利用して、対象となる通貨を安く買って高く売る。
■変動する為替レートを利用して、対象となる通貨を高く売って安く買い戻す。
外国為替も世の中のあらゆる商品やサービスと同じで、買いたい人が多ければ価格は上昇し、売りたい人が多いと価格は下落します。
例えば、ドル円市場において、円を売ってドルを買いたいという人が多いのであれば、ドルの価格は上昇し、相対的に円の価格は下がります。
なので、日本からの海外旅行者が急増する時期のように、円を売って外貨(米ドルなど)を買いたい人が多くなりますと、ドルの価値は上昇し、相対的に円の価格は下がることがあります。
つまり、ドル高/円安になるということです。
通貨を安く買って高く売って儲ける方法とは?
上記のように、日本の海外旅行者のニーズを見越してドル高/円安になると予想するのであれば、ゴールデンウィークやお盆、正月などの前にドル円を買い(ドル買い/円売り)、実際のドルの価格が上がって円の価値が下がったとき(ドル高/円安になったとき)に、反対売買としてドル円を売れば(ドル売り/円買い)、利益を獲得することができます。
これが、通貨を安く買って高く売ることによって利益を得る方法(為替差益)になります。 |