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機関投資家の運用

基本はベンチマーク

日本の機関投資家というのは、ベンチマークを指標としたパッシブ運用を基本としています。ベンチマークというのは、運用成績を評価するときに基準となる指標のことをいいます。

例えば、成績通知表の平均点のようなもので、全体を100とすると、米国にいくら、日本にいくら等の配分の率が決められていて、全部合計すると100になるというようなものです。

よって、指標の見直しなどイベントが起きるときには、相場に動きが出ます。

ただし、その動きには、「噂で買って事実で売れ」になることが多いですから、噂に惑わされて振り回されないように注意が必要です。

パッシブ運用・アクティブ運用とは?

パッシブ運用というのは、ベンチマークの指標の配分にあわせて運用を行うやり方をいいます。

反対に、アクティブ運用というのは、ベンチマークから得られる収益率を上回ることを目標に行うものをいいます。

なお、最近は、安定性が求められていますので、パッシブ運用が主流になっています。

ちなみに、アクティブファンドもありますが、通常は、ベンチマークから超えてリスクを取れる部分がかなり限定されています。


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パッシブ運用のベンチマーク
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