外貨準備高とはどのようなものですか?
外貨準備高というのは、政府や中央銀行(日本銀行)が保有する外貨建て資産の合計額をいいます。
また、外貨準備高が多いほど、輸入代金や外国からの借入金に対する支払能力(信用力)が大きいといえます。
日本の外貨準備高は?
2008年2月末時点では、日本の外貨準備高は1兆ドルを超え、中国のおよそ1兆5,000億ドルに次いで世界第2位の規模となっています。
また、その外貨準備高の大半は、アメリカ国債で運用されています。なお、3位はロシア、4位はインドとなっています。
外貨準備高の増減要因は?
外貨準備高の主たる増減要因としては、次のようなものになります。
■政府・日銀による外国為替市場での為替介入
■有価証券の価格変動による評価損益
■アメリカ国債などの有価証券からの利息収入 |