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IFDオーダー(自動売買システム)について

どのような注文方法ですか?

IFD(If Done)オーダーというのは、ある最初の指値が約定されたら、約定されたポジションをクローズする反対売買注文が自動的に発生するオーダーのことをいいます。

例えば、スポットが1ドル=100円付近で推移しているときに、ドル高/円安になることを予想して、1ドル=100.50円にドル買い/円売りの指値を置きます。

その指値が約定されたら、最初に約定されて保有したドル買いポジションをクローズする1ドル=101.00円でドル売り/円買いをする反対売買注文を自動的に発生するように、IFDオーダーを利用して設定するのです。

予想通りドル高/円安の展開になり、スポットが1ドル=100.50円に達すれば、置いていた指値が約定され、1ドル=100.50円のドル買いポジションを保有することになります。

そして、その後もドル高/円安の展開が続き、1ドル=101.00円に達したら、反対売買が自動的に行われ、50銭(101.00円−100.50円)分の利益を獲得することができます。

なお、上記の例では、2つ目の注文は利益を確定させる方向、すなわちドル高/円安方向に設定しましたが、反対にドル安/円高方向に注文を設定して、ストップ・ロス・オーダーとして利用することも可能です。

ダンとは?

ダンというのは、取引成立を示す用語で、外国為替取引において取引が成立したことをいいます。

ちなみに、IFD(イフ・ダン)取引の「ダン」はこれを指します。


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