借金して投資してはダメ?
もし金投資を行う場合には、近い将来使用する予定のあるおカネを投入することは避けたほうが無難です。
というのは、期限付きのおカネで投資をしてしまうと、金価格が購入価格を上回っていても下回っていても、否応なく売却しなければならなくなるからです。
高値で購入したものを安値で売却すること、すなわち損失が出る投資など、誰もがやりたくないはずです。
よって、使用期日が決まっている、つまり売却しなければならない時期が決まっている資金というのは、投資には不向きといえます。
ましてや、借金して投資することなどは絶対にやってはいけないことです。
資産保全の対象として「金(ゴールド)」が選択されている
最近では、日本人の貯蓄や投資、「金」に関する意識が大きく変化したこともあり、金地金などは値上がり益を期待する商品というよりは、資産保全の対象として選択されるケースが多いようです。
年金不安など、先行き不透明な時代になりましたから、保有しているだけで安心という「金」が頼りになるのかもしれません。
金は無価値にならないの?
「金」は実物資産ですから、無価値になることはありません。また、不動産とは異なりますので、保有しているだけでは税金もかかりません。
こうした面を考えても、「金」は長期保有に適した資産であるといえそうです。 |