金(ゴールド)を長期保有するメリットは?
金価格というのは、購入した翌日に価格が上昇することもあれば下落することもあるわけで、金投資初心者の方は、ともすれば日々の価格変動に一喜一憂してしまいがちです。
しかしながら、それをいちいち「今日は上がった」とか「今日は下がった」などと喜んだり落ち込んだりしていては、精神的な負担が大きくなるばかりです。
その点、金投資については長期保有で行うということを前提にしていれば、日々の細かい値動きを追う必要もありません。
また、仮に値上がり益だけのために金を買ったという人であっても、長期投資であるからと精神的にリラックスすることができれば、金価格が目標価格に達するまでじっくりと待つことができます。
「金(ゴールド)」は安心を買うものなので、毎日不安を感じるような投資戦略はなじみません。
たとえ金価格が下がっても、あわてることなく、マーケットを冷静に判断する心の余裕を持ちたいところです。
流動性とはどのようなものですか?
流動性というのは、売買のしやすさ、つまり換金のしやすさのことをいいます。一般に、売買したいという人が多ければ多いほど、流動性は高いということができます。
具体的には、株式市場の場合、同じ株式であっても、毎日盛んに取引されている(出来高が多い)銘柄と、取引が成立しない日もあるような銘柄では、流動性が異なることになります。
また、不動産は個々に形状が異なるだけでなく、持ち運びできないことから、比較的流動性は高くないといえます。
なので、投資を考える際には、収益や成長力だけでなく、流動性にも留意する必要があります。
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