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金投資は余裕資金で行う

余裕資金の意味は?

余裕資金で行うということは、長期保有だけでなく、全ての投資の大前提となります。

とはいえ、ここでいう「余裕資金」というのは、使用する予定のないおカネという意味であり、決して損をしてもいいおカネという意味ではありません。

ただし、「金(ゴールド)」の先物取引については、損失も覚悟のうえで投資したほうが無難です。

というのは、金先物市場には、短期的な価格変動を利用して利ザヤを稼ぐために「金」を売買するプロが数多く参入しているからです。

このようなプロに混じって投資の初心者が利益をあげるのは並大抵のことではありません。

「金」の先物投資と「金」の現物投資はどう違うの?

また、「金」の先物投資と「金」の現物投資とでは、仮に同じ時期に同じ値段で投資した場合でも、収益結果が同じになるとはかぎりません。

例えば、2008年1月に金国際価格が最高値を更新した時点で、それ以前からドル建てで「金」の現物を購入していた人は全員利益を確保できたことになりますが、「金」の先物取引の場合はそうはいきません。

というのは、金先物取引の場合は、金価格が上昇トレンドであるからといって、単純に買いから取引を始めても、必ず利益をあげられるとはかぎらないからです。

つまり、たとえ上昇トレンドに乗っていたとしても価格は上下するものなので、価格が小幅の下落をしただけでも一時的に追証が発生し、それに耐えることができずに損切りを余儀なくされるケースがあるのです。

実際に、2007年に金先物取引で買いから取引を始めたものの、多額の損失を被った投資家もいます。

先物取引の魅力は、小さな資金(証拠金)で大きな資金を動かすことができる、すなわち大きな利益を得る可能性があることにありますが、その一方で、小さな価格変動によって大きな損失を被る可能性があるというリスクも忘れないようにしたいところです。


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