金投資は自己責任
自己責任とは、投資対象となる資産や売買のタイミングを自分で決めるということですが、投資においては、この自己責任が大原則です。
たとえ他人にすすめられるままに売買して損失を被っても、誰も損失補填などしてくれません。
金投資も自己責任で行うのが原則ですが、それを行うためには、自分なりの相場観を身につけることが必要不可欠となります。
どのような相場であっても、一方向に値上がりが続いたり、あるいは値下がりが続くことはなく、必ずいつかは転換点を迎えます。
よって、売買のベストタイミングを判断するうえで、トレンドの見極めが非常に大切になってきます。特に、金投資の場合は、短期よりも中長期のトレンドの把握がより重要になります。
中長期のトレンドを把握する
金(ゴールド)には、商品としての顔と、通貨(マネー)としての顔があり、商品の顔を持つ「金」は需給の影響を、通貨としての顔を持つ「金」は国際通貨などの影響を受けやすいといえます。
このようなことから、「金」の市場関係者の間では、「金価格は需給で決まり、国際情勢に左右される」といわれることがあります。
また、「金」の需給関係は、中長期的な価格形成や短期的な価格形成に大きく影響します。
金投資は、短期よりも中長期のトレンドの把握が重要になりますが、それはこの需給動向の分析と今後のトレンドがより重要になるということです。
|