一番簡単に金(ゴールド)を持つという方法は?
金ETF、金ミニ、金鉱山株など、金投資の方法には様々なものがありますが、それぞれテクニックが必要となりますので、これから金投資を始めようという人は、それぞれの特性について十分に知っておく必要があります。
とはいえ、一番簡単な「金」を持つという方法として、金塊(金地金)で持つ、純金投資をする、宝飾品として持つ、コインで持つ、といったやり方がありますが、金塊を買うにはそのタイミングが重要になりますし、コインも希少価値や鑑定の知識が必要になりますので、金投資初心者の場合には、純金を毎月小口で購入する純金投資がオススメです。
金塊(金地金)はどこで買えるの?
金(ゴールド)は、溶かして様々な形に変えることが可能なので、地金(金塊)、コイン、指輪などの宝飾品、仏壇祭具などで持つことができます。
中でも、小売や売買がしやすいのが、公設の取引所、日本ですと東京工業品取引所で受渡共用品として取り扱われている、フォーナインと呼ばれる純度99.99%の金塊、すなわちブランド地金になります。
なお、東京工業品取引所で取引されている「金」は、現物先物取引が1キログラム、それ以外にミニ取引という取引形態があり、こちらは、現物先物取引の10分の1で100グラムとなっています。
金地金の買い取りについて
金地金は、買取の際に鑑定がなされますが、国内の地金商で小口の買取を依頼する場合には買取価格によって地金により差が生じます。
具体的には、例えば、田中貴金属工業(株)であれば、田中貴金属工業の店頭税込買取価格で当日買い取るのは、自社品、ロンドン金市場公認融解業者のうち、田中貴金属が認定したブランド、(社)日本金地金流通協会正会員のブランドで、いずれも純度が99.99%の品位のものとなっています。
なお、大手デパートのうち、田中貴金属工業が認定したブランドと(社)日本金地金流通協会旧正会員のブランドでフォーナインの品位が、店頭税込買取価格から52.5円/g引いた金額で当日買取が可能です。
ちなみに、それ以外ですと、鑑定時間を要するので当日買取の値決めができない可能性があります。
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