金地金には、次のような刻印が保証書の代用をしています。

■ロット番号（シリアルナンバー）
■溶解業者の商標
■重量
■分析者・製錬者
■品位表示

金地金が東京工業品取引所の指定した受渡共用品であれば、先物取引の決済に使用することも可能です。

また金「標準取引」で金現物を先物取引の決済時に入手することも可能です。

ただし、この場合は、どこの商標の地金になるのかという指定は困難であり、仮に指定を請け負ってくれそうな業者であっても購入予定ブランドがあるかの確認などが伴います。

先物取引で得た金塊を地金商で売る際には鑑定がなされますので、その地金商の自社製品よりも価値が低くなることもあります。

また、自社販売品以外のものは買い取ってもらえない業者もありますので、注意が必要です。

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