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金価格上昇要因(通貨不信)@

金価格が上昇する要因は?

金価格の上昇の要因としては、次のような様々な要因が複合的な要因となっていると考えられます。

■通貨への不信
■実物資産への回帰
■世界的な超低金利
■インフレ懸念
■中国の経済成長
■年金・オイルマネーの流入
■金生産量の減少...など

金価格上昇要因(通貨への不信)

2008年3月に金価格が1000ドルをつけた時の最大の要因は、ドル安・ユーロ高だったわけですが、これは、国際基軸通貨であるドルへの信認が揺らぎ、その対抗馬としてユーロや金(ゴールド)へマネーが逃避するという構図でした。

しかしながら、2009年の金価格高騰の主な要因は、通貨全体に対する不信へと拡大しています。

これは、国際金融界において期待されていたユーロにもサブプライム問題が波及し、EU圏経済も危機的状況になってしまったからです。そのことが無国籍通貨である「金」への流入を加速させたのです。

ドル安とドル不安は違うの?

ドルだけでなくユーロや円、資源国通貨もそれぞれに不安材料を抱えている場合には、例えば、ユーロが売られてドルが買われ、相対的にドル高になったとしても、ドル不安というのは一向に解消されたことにはなりません。

つまり、「ドル安」と「ドル不安」は異なるということです。


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