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FXの金利リスクについて

スワップ金利がコストになる場合は要注意

海外の高い金利を低コストで手に入れられるというのがFXの大きな特徴ですが、金利の低い通貨を買って米ドルやユーロなどを売る取引では、反対に金利を支払わなければなりません。

つまり、金利がメリットではなくコストに変わってしまうということです。

また、それ以外にも金利の水準は一定ではないというリスクがあります。

これは特に、FXのスワップ金利として適用される短期金利(取引期間が1年未満の金利)は、各国の金融当局による金融政策によって、しばしば急激に変化します。

特に、テロや戦争、経済の大きな変動などがあると、それに対応して金利が大きく変動することがあります。

政策金利が変更されると、すぐに金利が大きく動きますので、取引する当初に考えていた金利が受け取れなくなったり、反対に思ったよりも金利が多く受け取れるということもあります。

ちなみに、スワップ金利を受け取れる取引であるのでしたらまだしも、スワップ金利がコストになっている場合には、金利高になったときにはコストが一気に上昇してしまいますので注意したいところです。


スワップ金利がコストになるケース
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