金利が変更された場合の影響は?
政策金利の変更がなされたときの影響としては、前述したように、すぐに金利が大きく動きますので、取引する当初に考えていた金利が受け取れなくなったり、反対に思ったよりも金利が多く受け取れるということもあります。
しかしながら、影響はそれだけではありません。金利が変更されたことにより、投資家は当然行動を起こすからです。
つまり、為替レートも大きく影響を受けますので、その価格変動により損失が発生するケースもありますし、反対に利益が拡大するケースもあるということです。
なお、金利政策の変更が事前の予想を裏切るような場合には、その時点での動きは非常に激しくなりますので注意が必要です。
金利リスクとは?
金利リスクとは次のようなリスクです。
■金利の低い通貨を買って、金利の高い通貨を売ると、金利の差を支払わなければならない。
■金利は社会情勢の変化によって急激に変わることがある。
流動性リスクとは?
流動性リスクとは、注文を出しても取引が成立しないことがあることで、これにより損失が大きくなるリスクのことをいいます。 |