FX投資情報館



流動性リスクは注文が執行されないリスクについて

どのようなリスクですか?

FX取引を行う際には、流動性リスクについても注意したいところです。

流動性リスクとは、わかりやすく言うと、取引注文が執行されないリスクのことです。

外国為替市場では、毎日膨大な取引量がありますので、通常ですと、個人投資家レベルの注文であれば、指定どおりの価格、数量で執行できます。

しかしながら、価格が大きく変動しているときには、売りと買いの注文が実際取引されている価格とかけ離れてしまい、取引そのものが成立しないことも起こりえますので注意が必要です。

また、こうなってしまうと、あらかじめ入れておいた新規の買い・売り注文が執行されず、みすみすチャンスを逃すことになってしまいます。

チャンスを逃すだけならまだいいですが、損失を確定させる注文が執行されない場合には、急激な変動局面で取引を終了させることもできず、損失が膨らみ続けるという事態にも陥ってしまいます。

よって、注文が必ず執行されることが確約されているわけではありませんので、大きく相場が動きそうなときには、流動性リスクについても十分な注意を払っておくことが大切です。


スワップ金利がコストになるケース
レバレッジ倍率は高ければ良いわけではない
FX業者は自己資本規制比率で選ぶ
金利変更のリスク
FXの2つの手数料とは?

レバレッジ効果によるリスク
FX業者の倒産と信託保全
FXの金利リスク
流動性リスクは注文が執行されないリスク
スプレッドは隠れた手数料


オーストラリアの産業と注目点
為替市場とテロや災害の関係
1回の許容リスクは運用総額の2〜3%

市場の外的要因
ユーロは世界唯一の統一通貨


Copyright (C) 2011 FX投資情報館 All Rights Reserved