外貨預金のスプレッドとは?
外貨預金では、外貨を購入するときと、解約するときの為替レートが異なります。
外貨を購入する(預ける)ときのレートは、基準値よりも1円円安に、解約するときのレートは、基準レートよりも1円円高に設定されており、この差の2円が外貨預金の手数料となっています。
この外貨を買うレートと、売るレートの差のことを「スプレッド」というのですが、これはFXにもあります。
FXのスプレッドについて
FXでも、買いのレートと売りのレートに差があり、これが隠れた手数料(スプレッド)となっています。
このスプレッドは、取引をするたびに、取引をする数量に応じてかかることになりますが、FX業者にとっては、これが大事な収入源となります。
FX業者を比較しているウェブサイトなどで、よく各社の手数料を比較しているものがありますが、その比較の対象の多くは、表面上の手数料であり、これについては無料とする業者も増えています。
スプレッドの注意点は?
スプレッドはFX業者によって異なるほか、通貨ペアで違ったり、あるいはマーケットが大きく変動したときなどは、スプレッドが広がる、すなわち手数料が高くなることもありますので注意が必要です。
とはいえ、たいていの場合、FXのスプレッドは外貨預金の往復2円という手数料よりも断然安く、2〜3銭というところが多いようです。 |